鳥肌モノの音質で聴く

この4つのヘッドホンなら、間違いない。

BY FRANK VIZARD

電流でストレス解消


ニューバナ「Xen 」

音楽を聴くことがストレス解消になるなら、健康維持のために「Xen」を購入してみてはどうだろう。「Xen 」の開発者は、アメリカのボカラトン・リージョナル病院で心臓血管外科長を務めるリチャード・カートリッジ医師。「 Xen」使用時は左耳からわずかな電流が流れ、脳から体に達する迷走神経を刺激するため、心身がリラックスする。モードは3種類で、好きな音楽と同期させるモード( 選んだ曲や音楽のジャンルによって刺激の回数が変わる)、あらかじめプログラミングされたパターンを使うモード、スマートフォンのマイクから収集した周囲の雑音を利用するモードがある。カートリッジ医師によれば、1日2回、15分間使用すれば、ストレス軽減、睡眠の質の向上、消化促進が期待できるという。ペースメーカーの利用者や敏感肌の人は、使用前に医師に要相談。本体価格399ドル、プレミアムアプリの利用費が月額4ドル。neuvanalife.com

エクササイズの必需品


オーディオテクニカ「ATH-SPORT90BT」

これからはオーディオテクニカの「ATHSPORT90BT」が、エクササイズ時に使用するインナーイヤー型ヘッドホンのスタンダードになるかもしれない。このヘッドホンなら、切り替え式のノイズコントロール機能が雑音をカットしながら周囲の音を拾うため、屋外でも安心して使用できる。Bluetooth 経由でスマートフォンと接続できるが、内蔵された4GBの音楽プレーヤーを使えば、スマートフォンなしでも音楽が楽しめる。プログラムが開始された時やバッテリー残量が少なくなった時は、音声で通知。不使用時は磁石入りの左右のイヤホンをくっつけ、首から下げておけば紛失や落下を防げる。防水設計で水洗いもOK。159ドル。audio-technica.com

クリアな音質


ゼンハイザー「HD450BT」

周囲の雑音が気になる場所では、アクティブノイズキャンセリング機能を持つヘッドホンが必需品だ。この分野ではソニーとボーズが圧倒的なシェアを持つが、ドイツのメーカーも負けていない。ゼンハイザーの新製品「HD450BT」は高い遮音効果と、スタイリッシュな折り畳み式のデザインが特徴。音質の最適化は、スマートフォンのアプリからイコライザーを操作して行う。199ドル。en-us.sennheiser.com

生演奏の臨場感



JBL「クラブ 700BT」

インナーイヤー型ヘッドホンが苦手なら、JBLの軽量ワイヤレスヘッドホン「クラブ 700BT」を試してみよう。音を正確に伝えることよりも、良い音に“ 調整”するヘッドホンが多い中、「クラブ700BT」は、音楽スタジオで聴く生音レベルの音質を提供してくれる。「Personal-Fi 」機能を使えば、プロミュージシャンばりの繊細な音の設定も可能だ 。 「Amazon Alexa」などのAIアシスタントにも対応。150ドル。jbl.com

グラミー賞の英知


サウンドコア「リバティ2 プロ」

インナーイヤー型ヘッドホン「リバティ2 プロ」は、バランスドアーマチュアドライバーとダイナミックドライバーを同軸上に配置した独自構造で、ワンランク上の音質を実現。この配置は家庭用や車載用スピーカーでは一般的だが、ヘッドホンとしては初の試みとなる。設計はグラミー賞を受賞したエンジニアの意見を取り入れながら行われた。スマートフォンのアプリから、音質のカスタマイズが可能。150ドル。soundcore.com


音楽ファン御用達


ハイファイマン「アナンダBT」

大型で着け心地の良いイヤーカップを備えたワイヤレスヘッドホン「アナンダBT」は、この大きさにしては驚くほど軽量だ。一般的なダイナミック型ヘッドホンとは異なり、音の歪みを抑制する平面磁界駆動型ドライバーを採用。これにより音の繊細な表現や音像定位、さらには楽器の位置まで感じ取れる。音楽ファン向けだが、ブームマイクが同梱されているため、ゲーマーにもお薦めだ。999ドル。hifiman.com