Nikon の最高級レンジファインダーは、サイズとスピードで抜きんでている。最新の手ブレ補正技術を搭載した Coolshot Pro II Stabilized は、手ブレによる視界の揺れを約 80％ 低減する。これにより、対象物を素早くロックして、計測した距離を 0.5 秒以内に知らせてくれる。ポイント＆シュートモードでは、起動ボタンを押した瞬間に測定値が画面に表示されるという優れものだ。

Coolshot Pro II Stabilized には、一般的なレンジファインダーと同様、高低差を考慮した表示モードなども用意されている。さらに防水・防霧仕様で、サングラスや眼鏡をかけたままでも見やすい 18 ミリメートルのロングアイレリーフ設計だ。ゴルファーがラウンド中にポケットに入れておいても違和感がないサイズで、スマートかつ軽いことも魅力だ。450 米ドル。 nikonusa.com

競技で使用されるレンジファインダーの性能は、ほぼ同じだ。たしかに、測定値の表示がわずかに早いものや、軽くて持ち運びしやすい形状のものはある。ただし、レンジファインダーの算出する測定値はどれも同じだ。ブッシュネルのレンジファインダーで行う距離測定は、さまざまな要素を加味して計算されている。各ブランドが誇る独自の勾配計算アルゴリズム技術を採用したレンジファインダーと比較しても、ブッシュネル プロ XE に勝るものはない。

ブッシュネル プロ XE は、最先端の勾配計算アルゴリズムを採用しており、ボールの飛距離を測定するだけでなく、気温・高度を加味した計算機能も搭載している。そのため状況次第では、計算結果が大幅に変わる可能性がある。実環境において、標高差のみを加味した他のレンジファインダーと比較実験したところ、ブッシュネル プロ XE が算出した距離とは最大 11 ヤードの差がついた。打つべきショットの内容次第で、この誤差は文字通りゲームの流れを変える可能性がある。ボールがハザードに入ってしまうか、グリーンに乗せられるかの差は大きい。550 米ドル。 bushnellgolf.com

PGA ツアーのテレビ中継と同じレベルの情報があればもっと良いゴルフができるんじゃないか、と考えたことはあるだろうか。それなら Garmin Approach S62 がお勧めだ。1.3 インチのカラータッチスクリーンディスプレイを搭載した GPS 付き腕時計は、ゴルフホールの各ポイントまでの距離を表示するだけではない。世界中で 41,000 以上あるコースにおいて、距離（上り坂、下り坂の調整付き）はもちろん、風速や風向き、コース上でのゴルファーの位置とグリーンの形状、プレイ中のホールにあわせて各ハザードを素早く切り替えられるハザードビュー機能、グリーンの手前・奥・真ん中までの距離を簡単に測定できる機能などを、提供している。ピンポインター機能も搭載しており、ブラインドでのアプローチショットの際にコンパスのようにして、フラッグスティックの方向を確認できる。さらに文字盤をダウンロードしてカスタマイズすることも可能で、ゴルフ場を離れても、普通の時計として使用できるのが魅力だ。500 米ドル。 garmin.com

SkyCaddie の最新型ゴルフウォッチは、ハンディタイプの GPS 付きゴルフ専用デバイス SX500 の機能をほぼそのまま搭載している。LX5 を装着するということは、つまり、長年の経験を通じてコースに関する知識を蓄積したキャディが一緒にラウンドしてくれるようなものだ。LX5 にはコースマップ機能が搭載されており、ホール内の任意の場所に十字をスライドさせることで、目標地点までの具体的な距離がわかる。これは Dynamic HoleVue 機能で、ティーグラウンドからグリーンまでゴルファーの位置に合わせて、自動的に方向を変更する。LX5 には、グリーンの輪郭や地形を表示する SkyCaddie プログラム、 IntelliGreen Pro も搭載されている。Dynamic HoleVue 機能と同様、グリーン上に十字をスライドさせることで、グリーンで最も重要な部分の距離と深さを測定した結果がわかる。ゴルファーは、ラウンド開始時にホールの位置を入力することもできる。情報は毎日ピンシートに表示される仕様だが、LX5 はゴルファーがグリーン上を移動するのにあわせて、ホールまでの距離をリアルタイム表示する。デバイス価格には データアクセス料金 3 年分が含まれており、年間 50 米ドルでメンバーシップを更新できる。250 米ドル。 web.skygolf.com