Natadola Bay Championship Course - Viti Levu
ゴルフの楽園
裸足でも大丈夫。フィジーの最高級リゾートで心と体を解放し、ゴルフを楽しみながら休暇を満喫しよう。
ジェニファー・アシュトン・ライアン
フィジーでは、ラグビーが一番人気だ。ただし最近、プロゴルファーのビジェイ・シン氏が活躍し、新しいチャンピオンシップコースが開設されたことで、ゴルフ人気も急上昇している。2009年に国際ゴルフトーナメントが初めてフィジーのナタドラ ベイで開催されると、2014年8月にはフィジーインターナショナルが毎年恒例のゴルフイベントとして開催されるようになった。観光客の大半はビーチリゾートがお目当てだが、最近ではゴルファー向けのアクティビティも充実している。ここでは、3D シミュレーターや 9 ホールのショートコース、デビッド・マクレイ・キッド氏が設計した一流ゴルフ場など、充実したゴルフ休暇にお勧めの施設を紹介しよう。
ビティレブ (本島)
インターコンチネンタル フィジー ゴルフ リゾート&スパ
2009年に開業した南太平洋の大規模リゾート。敷地面積は 35 エーカー。空港から車で40分、266室の客室を擁する。宿泊する場合はクラブレベルのプールや施設を利用できるほか、多くの客室に備え付けのプランジプールも好評だ。
ゴルフ: リゾートが誇るパー 72 のナタドラ ベイ チャンピオンシップ コースは、15~18番ホールから眺める太平洋が絶景だ。ビジェイ・シン氏がコンサルタントとして、オリジナルコースのレイアウトや、2017年のリニューアルを手掛けている。
おすすめ: リゾートで大人気のスイミングプールは、フィジーでも有数の美しいビーチにあり、すぐそこに海が広がっている。砂浜ではクリケットやクロケットを楽しめるほか、海上ではハイドロフライトやハイドロパラセーリングも体験できる。 intercontinental.com
Shangri-La Yanuca Island, Fiji
シャングリ・ラ ヤヌサ アイランド (フィジー)
広さ 109 エーカーのプライベートなアイランドリゾートは、橋でフィジー本土とつながっており、空港からは車で 1 時間の距離だ。1979年にオープンした後、5,000万米ドルをかけて改装工事を終え、大人専用のリーフ ウィングを増築した結果、総客室数は 442 室になった。
ゴルフ: 全英オープンで 5 回優勝したピーター・トムソン氏の設計による 9 ホールのコースに加えて、ミニチュアのゴルフコースも必見だ。
おすすめ: フィジー最大の空気注入式ウォーターパーク(家庭用大型プールに近い)、テニスやバレーボール、スイミングプール、カヌー、シュノーケリング、ダイビング、サイクリングなど、選り取り見取りだ。 shangri-la.com
Vanua Levu
バヌアレブ島
ナマレ リゾート&スパ
トニー・ロビンズ氏が経営するリゾートは、フィジー第 2 の島にあり、広さは 525 エーカー。21年の歴史を誇っており、大人専用のオールインクルーシブ式ヴィラが 19 棟ある。各ヴィラはフィジー伝統の建築様式が美しく、個性的な造りだ。
ゴルフ: 9 ホールのゴルフコースをラウンドするも良し、練習場で打ちっぱなしに励むも良し。シミュレーターでゴルフを楽しむ手もある。さらに、魚の餌になるゴルフボールを海中に打ち込むのも楽しい。
おすすめ: リゾート内の遊戯場には、フィジー国内に 2 つしかない貴重なボウリングレーンがあり、ビリヤード台や卓球台、エアホッケー用テーブルもある。コロ海を見下ろす高さ 30 フィートの崖の上には、屋内バスケットコートもある。さらに乗馬、スキューバダイビング、水上スキー、ニーボード、シーカヤック、ハイキングなどのアクティビティも用意されている。 namalefiji.com
Private Islands
プライベート アイランド
ラウカラ島
レッドブルの創業者ディートリヒ・マテシッツ氏は、3,500 エーカーの広大な敷地に宿泊施設を 25 棟建設して、300人以上のスタッフを雇い、思い立ったらすぐに遊びに行けるリゾートを築き上げた。ビーチに面した広大なヴィラや、ジャングルの奥にたたずむヴィラでは、丘の上から美しい海の眺望を堪能できる。島にはナンディから飛行機で45 分。
ゴルフ: バンドン・デューンズで有名なスコットランド人設計者、デビッド・マクレイ・キッド氏が 2009年に建設した離島のコース。パー 72 のコースは島に 2 つある高い丘の鞍部からスタートして、5番ホールまでくると南国の海が目の前に大きく広がる。マクレイ・キッド氏は、コースのレイアウトを十字架像のようだと表現している。それが功を奏してか、混み合うことはない。ラウカラ島では、ゴルフのプロとキャディがいつも準備万端で控えてくれている。
おすすめ: ウィンドサーフィンやウェイクボードなど水上スポーツをはじめ、乗馬センターでは乗馬ができるほか、マウンテンバイク、スキューバダイビング、海が見えるシースループールもおすすめだ。 laucala.com
Wakaya Club
ワカヤ クラブ
2,200 エーカーの広さを誇るプライベートアイランドは、美しい自然が評判で、スイートが 10 室と客室が 3 室しかない。宿泊客 1人に対してスタッフが 12 人という贅沢さだ。19 世紀のココナッツ農園を改修して、1990年にリゾートとしてオープンした。サイクロン ウィンストンの襲来後、2016年になって新しい経営陣の下で再オープンした。島内の倒木をインテリアに組み込んだのは、メキシコ人デザイナーのビビアナ・フーバー氏である。ワカヤまでは、プライベートチャーター便で 45 分。
ゴルフ: 農園の椰子の木に囲まれた 9 ホール(パー 3)のゴルフコースを、リゾート専属のゴルフアテンダントと一緒にラウンドしてみるのも一興だ。
おすすめ: 1 人 につき1 日2 回のスキューバダイビング、ヨットや釣りなどの水上スポーツ、スイミングプール 2 つ、テニスコート、ビーチ 30 か所、島の希少種を探すバードウォッチング、シーカヤックなど、プログラムが充実している。 wakayaresort.com
Vomo Island
ボモ島
広さ 255 エーカーの島内には、プライベートレジデンスが 32 棟あり、最大 4 つのベッドルームを擁している。宿泊客や経営者は、ヘリコプター(ナンディ空港から車で 15 分)またはスピードボート(ブンダ ポイント マリーナまで車で 20 分、ボモ島まで船で 35 分)で送迎。子連れ客を歓迎している、貴重なリゾートだ。
ゴルフ: ショートコースは、クラブが 3 本あればラウンドできる。さらに全長 100 ヤード以上のホールがないので、初心者でも気軽に楽しめるのが魅力だ。さらに、熟練のベテランゴルファーにとっても十分に手強いコースとして設計されている。
おすすめ: スタンドアップパドルボード、カヤック、ホビーキャット(ヨット)、ウィンドサーフィン、シュノーケリングなどに挑戦してもいいだろう。陸上では、バレーボール、バドミントン、テニス、クロケットなども楽しむことができる。 vomofiji.com
Vatuvara
バツバラ
2015年にワカヤ クラブの元支配人が、オークリー創業者でバツバラの経営者でもあるジム・ジャナード氏に雇われた後、近隣のプライベートアイランドに広がる敷地 800 エーカーのリゾートをオープンさせた。島にあるヴィラは、茅葺きで石造りの 1 ベッドルーム。まるで石灰岩からヴィラ 3 棟が生えているようにも見え、造形の美と自然保護の両立を目指しているという。リゾートが運営する財団は、フィジーのラウ諸島北部周辺の自然環境を保護する活動にいそしんでいる。ナンディ空港からは、飛行機で約 1 時間。
ゴルフ: 4 ホールのゴルフコースは、農薬や肥料、その他人工的な化学処理を用いておらず、すべて手作業で整備されたオーガニックコースとして認定されている。島に居住するゴルフプロは、初心者にも丁寧に教えてくれると評判だ。パッティンググリーンで、思う存分練習してみてもいいだろう。
おすすめ: 各ヴィラにある専用のプールでは、いつでも好きな時に泳げる。徒歩やカヤックで近隣の無人島を散策したり、釣りやダイビングを楽しんだり、インストラクター付きのヨガを体験したり。さらに、ウェルネスセンターには、Peloton のエクササイズ用バイクやピラティス リフォーマーなどの有酸素運動器具が揃っている。 vatuvara.com